2003年度  / / 1011 / 12
2004年度  / / 1011 / 12

謹んで新年の
 お慶びを申し上げます。


あおぞら農業協同組合
 代表理事組合長 内村 常夫



新年明けましておめでとうございます。
組合員、町民の皆様にはご家族お揃いで明るい新年をお迎えのことと存じます。
昨年中は、農協事業全般にわたって御協力を賜り厚くお礼申し上げます。本年もよろしくご指導頂きますようお願い致します。
 昨年を振り返ってみますと、第3次中期3ヶ年計画の最終年度として組合員の皆様と共に、その実現に取り組んで参りました。農業の振興や農協運営の効率化等成果が上がっている面もありますが、厳しい事業環境にまだ充分対応対応できていない状態であります。今後も組合員の皆様と共に、次期3ヶ年計画策定し目的に向かって、更に努力を重ねて行きたいと思います。
 お茶については、緑茶飲料としての需要が高まり高値が続き生産量、生産額共に史上最高の年となりました。また、全国茶品評会において、4回目の産地賞を受賞し、お茶の産地としての評価が一段と高まったことは、今後の茶業振興と銘茶確立に更に弾みがつくものと大きな期待を寄せております。
 畜産は子牛の価格が消費者の国産志向や、トレーサビリティの確立により、年間を通じて高値の販売がなされ平均単価、生産額共に最近にない素晴らしい成績となりました。生産者の皆様と共に喜びにたえない所であります。今後は増額に向けて町行政、各関係機関との連携をはかり、環境保全型牛舎の推進や、リース形式による素牛の導入等を進めながら、更に努力を積み重ねて参りたいと思います。
 園芸品については相次ぐ台風の上陸や接近によりカボチャ、人参を中心に大きな被害が発生し、苦労の多い1年でありましたが、生産量の減少や消費者の国産志向の高まりにより、昨年を上回る価格で取引されており、今後の展開に期待をしている所であります。本年もイチゴ、メロン等の施設野菜の振興に努めると共に、高齢者も多様な担い手として位置付け、建設中の産地直売施設を核とした新鮮で「安心・安全」な野菜の生産に取り組んで参ります。
 現在、国際化の進展に伴いWTO農業交渉や2国間によるFTA、EPA交渉についても、メキシコの調印を受けてタイ等、アジア諸国との政府間交渉が本格化しつつあり、情勢を注意深く見守り、対応しなければならないと考えております。また、今後の農政の基本方針となる新たな「食料・農業・農村基本計画」の策定が、今年3月を目途に、進められている中、食料自給率目標や所得政策のあり方等今後の重要な農政課題であることから、その動向を注視すると共に、JAグループの意志反映をはかる必要があります。
 本年も組合員の負託に応えられる、農協運動の確立に向けた取組みを実践、実現して参りたいと思います。今後共組合員、町民の皆様のご指導ご協力をよろしくお願い致します。
 最後に新しい年が組合員、町民の皆様にとって最良の年となりますよう、ご祈念申し上げますとともに益々のご活躍を期待申し上げ、新年のあいさつと致します。

光輝く年へ


女性部部長 立岡 怜子

 謹賀新年明けましておめでとうございます。新たなる2005年の希望に溢れた幕開けを皆様と共にお喜び申し上げます。より良き年になりますよう願うところでございます。
 女性部の活動につきましてはかねてより農協をはじめ、地域の多くの皆様のご協力、ご理解を頂きまして楽しく活動をしているところでございます。16年度は役員改選の年でありました。新役員の方々もそれぞれ仕事の忙しい傍ら、あらゆる活動に一生懸命に取り組んで頂いています。
 1年を振り返りますと様々な事が数多くありますが、特に気象の変化からでしょうか台風、豪雨そして地震と今までになく災害の多かった都市に思いました。10月にありました新潟中越地震の様子は毎日テレビに映され自然ダムで一日一日と水没していく家を見て、現地の皆様心情に心が痛みました。雪が多く寒い季節になりましたが頑張って頂きたいものです。女性部では部員の皆様のご協力を得まして義援金をお送りしました。何かに役立てて頂き早く元気になることをお祈り申し上げます。
 春早々にファーマーズマーケット(直売所)が完成予定です。野菜、加工品等、いろいろなものがあおぞらより各地へ発進されることになるようでございます。女性部も野菜はもちろん、加工品、惣菜、菓子等々数多く出品していきたいと思います。活気溢れる直売所にと願うところにございます。部員の皆様のご協力をよろしくお願い致します。16年度の活動も食と緑を守るバザー、ふるさと伝承活動、部員研修といくつかの活動が残っていますが皆様にご協力頂きながら、総会を迎えたいと存じます。今年1年も皆様に幸多からんことをお祈り申し上げ新年のあいさつと致します。

農協・農村の「核」として


青壮年部部長 萩迫 修作
 新年明けましておめでとうございます。
 農協青壮年部の活動についてはかねてより多くの方々のご理解とご協力を頂き誠にありがとうございます。

昨年は度重なる台風や豪雨、そして地震と自然災害が多い中で野菜等が不足し、価格が高騰する等のことがありました。また、国内経済は依然として低迷する中、農畜産物価格の問題や農業就業者が高齢化していく中での後継者問題等、農村地域の発展にはまだまだ多くの課題が残されています。最近は「食の安心・安全」が以前より益々求められるようになり産地と消費者の信頼関係が大きく影響してくるものと考えます。そのような中、昨年は農政活動や地域の子供達と子弟教育の一環としてさつまいもの栽培、収穫等を行いました。これからの農協青壮年部としての役割を考え、部員全員で力を結集し、より一層の活動内容の充実を図りたいと思います。

皆様の新年の
 ご多幸
   ご健勝を
心よりお祈り
 申し上げます。


代表理事組合長
     内 村 常 夫
常 務
     福 田 順 成
     山 平 次 夫
理事
     丸 崎 哲 朗
     菅 間 良 信
     小宇都 行 男
     中 崎 秀 雄
     鎌 下 カツコ
     稲 付 利 昭
     立 岡 怜 子
     諏 訪 光 一
     飯 野 義 明
     後 藤 清 美
     持 留 忠 義
代表監事
     鎌 下 和 雄
監事
     中之内   操
     徳 満 正 男
     福 永 鉄 則
員外監事
     永 吉 晃 一

平成16年産人参出荷協議会

 12月2日木曜日に本所大会議室にて平成16年産冬春人参出荷協議会が開催されました。
 はじめに玉川安雄部会長があいさつをし、続いて内村常夫組合長があいさつをしました。続いて経済連他市場関係者より情勢報告があり、その後協議に入りました。


基本方針
冬期の温暖な気候と広大な土地条件を生かし、また、早期水稲との輪作や転作の重点品目に位置づけし、露地・マルチ・トンネルを組合せ、長期連続出荷体系の確立と機械化一貫体系を拡充しながら産地拡大に努めてきました。
また、長期平均払制度を導入していることから、生産者への安定した収入が得られるよう努めてきました。また、栽培面では、農協専用堆肥の増施を基本に減
農薬・減化学肥料栽培をすすめ、安心・安全な有機人参の生産に努めた結果、昨年より始まった本県独自のエコファーマーに栽培者全員が認定され、また、引続き経済連の減化学肥料栽培農産物として認証され、より安全な人参としての位置づけが確立されました。
そこで、本年度の作柄を的確に把握し、品質・規格の統一を図り重点市場への計画的出荷や値決め販売・契約販売の実施により有利販売を展開します。
生産概況
本年度は、度重なる台風(16号・18号・21号)の襲来で多大の被害を受け露地栽培では播き直しがあり、また台風で播種を見合わせた関係で全体的に後半(9月上旬)に集中する形となった。
マルチ栽培においては、マルチを剥がされたり茎葉被害もあり欠株が発生し一部は、播き直しを行いました。また、マルチが部分的に剥がれたところではそのポリにたたかれて痛めた部分が多かった。また、播き直しを検討したが、播種限界時期を過ぎていた為行うことができなかった所もあった。
その後は天候にも恵まれ回復してきておりますが欠株分が減収すると予想されます。トンネルにおいては、播種が終了し順調に発芽しています。

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