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平成15年産いちご実績検討会

 6月25日午後2時より志布志湾大黒にて平成15年産いちご実績検討会が開催されました。まず、開会にあたり上村昭郎部会長があいさつをしました。続いて内村常夫組合長があいさつをしました。その後表彰が行われ、市場・経済連より情勢報告があり、協議に入りました。
 平成15年産のいちごは生産面では梅雨の長雨の影響で日照不足、多雨の影響と作業の遅れから苗質不良(小苗)、病気多発(炭素病)により不作基調でのスタートとなりました。8月下旬以降は猛暑により花芽分化が遅れたことにより定植も遅れたものの、その後は順調な生育となりました。11月〜12月上旬では高温の影響から生育はより前進したが11月〜12月中旬出荷分が小玉果になりました。
しかし、前進化したため3月末までに4番果出荷ができたことにより増収が図られました。
 販売面では輸入の入荷が順調であったため業務需要を中心とした11月〜12月上旬は平年と比べ厳しい販売となりました。
また、クリスマス需要の低迷により、生食販売価格にも影響しました。下旬に入ると天候不順もあり各産地とも入荷量が一時的に減少し、年末までは高値で推移しました。しかし、年末年始の売れ行きが鈍く年明けまでの在庫となりその後の販売に大きく影響した結果となりました。
 参加された方々は皆平成16年産いちごに向けて意欲的に聞いていました。
 今回、鹿児島県やさい振興大会にて、生産農家部門の功労者として福元良一さんが表彰されましたのでお知らせします。


グループ表彰
1位  宇都鼻   9名
2位  下野井倉  7名
3位  原田    7名
4位  肆部合  19名
5位  東原    4名
5位  曲     5名



個人表彰
販売数量の部
1位 福元 良一 肆部合
2位 吉原 博幸 肆部合
3位 宮脇 茂樹 宮塩
4位 迫口 廣治 伊中野
5位 磯脇 幹男 東原

反収の部
1位 熊本 しのぶ 原田
2位 福園 正一  西中野
3位 牧枝 一一  普現堂
4位 上村 昭朗  下野井倉
5位 下木 睦治  伊中野
5位 竹之内 一郎 肆部合
平成15年産冬春人参実績検討会並びに
平成16年産生産拡大推進会議


 6月28日午後3時より志布志湾大黒にて平成15年産冬春人参実績検討並びに平成16年産生産拡大推進会議が開催されました。
 はじめに玉川安雄部会長が挨拶をしました。続いて福田順成常務が挨拶をしました。その後市場・経済連関係者より情勢報告がありました。そして協議に入りました。
平成15年産人参においては、冬期温暖な気候と広大な土地条件を生かし、早期水稲との輪作や転作の重点品目として位置付け推進しました。特に本年は青果用マルチ栽培で赤芯系のR1を本格的に導入したことと、加工用の黒田については販売先がないことから栽培を中止せざるを得ない状況となり、青果面積70fの計画で推進したものの総体面積は4716e(露地向陽2531e・露地楽陽48a・マルチ向陽1760e・マルチR1 273e・トンネル104e)にとどまりました。また、販売環境の厳しいなかで、S級の出荷中止のご協力を得ることになりました。
 平成16年産対策として冬期温暖な気候と広大な土地条件を生かし、本町の冬春人参については県内外の市場関係者から大きな期待が寄せられています。水田では、早期水稲との輪作や転作の重点品目に位置付け、さらに畑地では、澱粉用甘藷との組み合わせにより、土地利用型農業の普及拡大を行います。そこで、産地特色を活かしロジ・マルチ・トンネルを組み合わせ長期連続出荷体系を確立し、播種から収穫まで機械化一貫体系と大型産地を確立するために、本年産においては、50fの作付を目指します。
栽培面では、増収と高品質生産の観点から土作りが急務であり、良質堆肥の増施が引続き重要で農協の専用堆肥を全圃場で投入を勧めます。さらに、本年より実証導入した赤芯系のR1人参がマルチで成果をあげ本年度より、マルチ栽培で本格的な生産体制に入る計画です。また、近年の消費者ニーズは、安全で安心な野菜への志向が高まっており、減化学肥料減農薬栽培へ継続的に取組み「減・減人参」の生産によりエコファーマーの認定者として、トレーサビリティーの実施等を行い、より信頼性の高い高品質生産につとめ、有利販売を行います。
第33回農協野菜部会通常総会

 平成16年6月30日午後1時30分より農協大会議室にて第33回農協野菜部会通常総会が開催されました。
 はじめに竹之内勇朗部会長があいさつをしました。続いて内村常夫組合長があいさつをしました。その後議長に福元良一さんが議長に選出され協議に入りました。

第1号議案
 平成15年度事業経過報告並びに収支決算書承認について

メロン、いちご、なす、きゅうり、人参、さつまいも、かぼちゃ、レイシ、産直野菜の各種主要行事の報告の後、収支決算書について承認されました。

第2号議案
 平成16年度事業計画並びに収支予算について

 平成16年度の基本方針のうち重点実施方策として生産拡大対策(施設・露地野菜の振興・エコファーマー認定制度活用による有機農業の拡充他)と組織活動の強化(部会主導型の活動他)並びに共販・銘柄確立対策(全品目、全量共販体制により、荷口の大型化と継続出荷体制の確立他)及び価格安定対策(国・県野菜価格安定制度の有効活用他)の計画案、平成十六年度収支予算案が承認されました。

第3号議案
 平成16年度会費の賦課並びに徴収時期の承認について

 部会費として会員当り施設野菜1500円、露地野菜1000円及び徴収時期については7月に口座より振替することで承認されました。

以上で協議が終わりました。
 その後、薩摩郷句渋柿会会長の三條芳文先生より「生活とユーモア」というテーマで講演が行われ、先生の話に笑い声が絶えませんでした。


平成16年度甚兵衛倶楽部通常総会

 平成16年7月1日午後4時より蓬の郷にて平成16年度甚兵衛倶楽部通常総会が開催されました。
 まず、会が始まる前にプロモーションビデオの上映が行われました。会に入り平岡利秋会長があいさつをしました。続いて内村常夫組合長があいさつをしました。その後議長に平岡利秋会長が選出され、協議に入りました。
 まず、平成15年度の活動経過並びに収支決算について報告があり、承認されました。続いて平成16年度の活動方針及び収支予算案が説明され承認されました。今回規約・運営要領の一部が改正されました。その後会員のグループ編成について説明がありました。
 甚兵衛倶楽部では「地産地消」を掲げ、平成16年度活動方針に基づき従来の市場流通による商品からさまざまな特徴をもっているインショップ販売・直売所販売の拡大を図っていきます。


第32回果樹部会通常総会

 平成16年7月2日午前11時より農協2階中会議室にて第32回果樹部会通常総会が開催されました。会でははじめに当房友昭部会長があいさつをしました。続いて内村常夫組合長があいさつをしました。その後議長に宮谷芳弘さんが選出され協議に入りました。
 協議ではまず平成15年度事業報告並びに収支決算について説明がありました。次に平成16年度事業計画並びに収支予算について説明がありました。最後に会費並びに徴収時期、方法の決定がありました。
 果樹農業を取り巻く環境は国内景気の回復遅れによる消費者の購買意欲の減退販売先での低価格指向の動きなどますます厳しさを増しています。このような情勢の中でもう一度原点へ戻り消費者が好む果物作りに向けて部会活動を積極的に展開していきます。


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