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2004年1月

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 あおぞら農業協同組合
 代表理事組合長 内村 常夫


 新年明けましておめでとうございます。
 組合員、町民の皆様にはご家族お揃いで明るい新年をお迎えの事と存じます。
 昨年中は、農協事業全般にわたってご協力を賜り厚く御礼申し上げます。本年もよろしくご指導頂きますようお願い致します。
 昨年を振り返ってみますと、第3次中期3ヶ月計画の中間年度として組合員の皆様と一緒になって精力的に取り組んで参りました。
 国際化の進展に伴い、WTO農業交渉、FTA交渉の問題等、農政課題が山積するなか「営農の復権」に向けた取り組みを開始しましたが、激変する環境にまだ十分対応しきれない状況にあります。今後も組合員の皆様と共に、所期の目的を達成するために、さらに努力を重ねて行きたいと思います。
 お茶は、輸入茶の減少により全茶期を通じて安定した販売がなされ、昨年を大きく上回る実績となりました。さらに全国茶品評会において、3回目の農林大臣賞、産地賞を受賞し、有明茶の品質が高く評価されたことは今後の茶業発展と銘柄確立につながると確信しております。
 畜産は子牛の価格が消費者の国産志向や、トレーサビリティの確立のより年間を通じて安定した価格で推移し、肉用牛農家の所得が確保されました。今後は環境保全型牛舎の導入を計りながら、生産基盤の確立に努めたいと思います。
 園芸品は前半安定した取引で推移しておりましたが、後半、暖冬により出荷が集中し厳しい状況ですが、「安心・安全」な農産物の生産を基本にしながら、消費者に信頼される産地作りに努めたいと思います。
 昨年開催された、農協大会において、「安心、安全の提供とJA改革の実践」に関する決議が採択され、特に経済事業の改革が大きなテーマとなっています。
 今後も、組合員の負託に応えられる農協運動の確立に向けた取り組みをさらに強化して参りたいと思います。今後共、組合員・町民の皆様のご指導、ご協力をよろしくお願い致します。
 最後に新しい年が、組合員・町民の皆様にとって最良の年でありますよう、ご祈念申し上げますとともに益々のご活躍を期待申し上げ、新年のあいさつと致します。


さらなる女性部の飛躍
女性部部長 立岡 怜子


 新年明けましておめでとうございます。新しい年2004年の幕開けを皆様方と共にお慶び申し上げます。昨年にも増して、良き年に、なりますように願うとところでございます。
 世の中はイラク、イラクと悲しいニュースが報道されています。全世界の平和が届くのは、いつの事でしょう。又身近なところでは、子育てに問題のある若い親たちのニュースが後を絶ちません。世の中の変化と共に、人の心の変わりように心が痛みます。又女性の立場として、何故あのような事を起こしてしまう親が育ってしまったのか、残念でありません。社会環境、社会現象を言って、片付けられないような気が致します。
 さて、あおぞら女性部活動計画に沿って、いろいろな活動をしてまいりました。安心して暮らせる地域社会を目指してまいりました。8月に実施しましたちゃぐりんフェスタ(親と子の集い)は、財部町の大川原峡に行きました。スケッチ大会、川遊びと素晴らしい自然を満喫できた一日となりました。
 又、地産地消運動の一環として、家庭菜園コンクールを実施いたしました。園芸事業の方々のご協力を得て12月審査しました。秋の気温が高く、病害虫の発生等でたいへん御苦労なさったようでしたが、品種も多く、ていねいに作付けされた菜園を観させて戴きました。
 新たなる年16年、農業農村を取り巻く情勢はますますきびしくなっています。私達女性にできることは何か、地域社会に、しっかりと根を下ろした女性部であるために、さらなる飛躍をめざして、前向きに取り組んでまいりたいと思います。
 今年一年皆様の御健勝と女性部への御支援、御協力をお願い致しまして、新年のあいさつといたします。


先導的実践集団
青年部長  萩迫 修作


 新年明けましておめでとうございます。
 農協青壮年部の活動については、かねてより多くの方々の理解とご協力をいただき、まことにありがとうございます。
 ここ数年来、日本経済の長期的な景気低迷は、農業分野にも例外なく影響し、消費低迷による農畜産物価格の低価格等、農家所得も伸び悩む状況にあります。
 一方で、「食」の安心・安全が強く求められるようになり、産地と消費者のお互いの顔が見える取引に移っていく中で、地域農業のあり方を考え、環境にやさしい農業を積極的に推進していかなければならないと考えております。
 これからの地域や農業にとって、農協壮年部として、果たすべき使命はたいへん重要であり、農業を基礎とした豊かな地域づくりをすすめる先導的実践集団として農協青壮年部員の力を結集し、より一層の組織力を活動内容の充実を図り、農協・農村の強力な推進力をもつ「核」として農協青壮年部の活動を実現していきたいと思っています。
 皆様方の農協青壮年部へのますますのご支援、ご協力をお願いして、新年のあいさつと致します。


紙上年賀

皆様の新年の
 ご多幸
  ご健勝を
心よりお祈り
 申し上げます


代表理事組合長
内村 常夫

常務
福田 順成
山平 次夫

理事
丸崎 哲郎
菅間 良信
小宇都 行男
中崎 秀雄
鎌下 カツコ
稲付 利昭
立岡 怜子
諏訪 光一
飯野 義明
後藤 清美
持留 忠義

代表監事
鎌下 和雄

監事
中之内 操
徳満 正男
福永 鉄則

員外監事
末吉 晃一


甚兵衛倶楽部

甚兵衛倶楽部について

1. 目的
・ いろいろなものを生産し、直接販売することで多様な担い手を育成します。
・ 新しい商品(野菜等)を生産し、新たな所得を確保します。
・ 平成の新たな開拓者として、後世へこの地域を引き継ぎます。
2. 活動方針
・ 自ら生産し、販売する姿勢を基本とします。
・ 売れ筋などの商品や価格設定、品質等のついて研究します。
・ 周年販売に向けた、作付体系などを研究します。
・ 年に数回は販売現場に行き、消費者と直接接します。
・ 自分で食べる食料を消費者にも届けます。
・ 地域住民や広く県民を対象にした地産地消運動を展開します。
・ 人のやらないこと、面倒くさいことをします。
・ 規模の大小でなく、働く喜びを求め、生き甲斐を追及します。


出発式・試食会


 12月10日、農協選果場前で「甚兵衛倶楽部」インショップで配送車出発式を行いました。
 出発式には、農協や取引先のしろやまストアーの関係者、甚兵衛倶楽部会員が出席しました。式では、平岡利秋会長があいさつした後、JAあおぞらの福田順成常務が「産直が平成の新たな改革として、この農業の発展につながります。また、いい商品を県内の消費者につたえたい。」とあいさつしました。
 その後、坂中部長が経過報告を行い、配送車の運転手に平岡会長から、やさいが手渡されました。最後にテープカットを行い配送車は出発しました。
 出発式終了後は本所大会議室にて、産地の野菜の試食会を行いました。テーブルには女性部の料理があり、参加者はおいしそうに、笑顔で食べていました。


座談会


 12月8、9、10日の3日間、甚兵衛倶楽部座談会が開かれました。
 会では、平岡会長、福田常務があいさつをした後、協議にうつりました。12月の活動内容や生産日誌記帳、甚兵衛倶楽部会員台帳についての説明が事務局からありました。参加した会員の方は熱心に聞いて、多くの質問や意見がありました。


人参出荷協議会


 11月27日、本所大会議室で、平成15年産冬春人参出荷協議会を開きました。
 会では、玉川安雄部会長があいさつした後、内村常夫組合長が「安定した経営ができるよう、また、農家の所得向上に向けて頑張ってください。」とあいさつしました。
 その後、市場関係の方が情勢報告を行い、エコファーマー認定証を代表で野口正人さんが受けとりました。
 協議では事務局の方から、平成15年産冬春人参集出荷販売要領、平成15年産冬春人参出荷規格について説明があり、参加者からB品、C品についての質問などがあり、畜産農家へ供給していると解答がありました。


かぼちゃ出荷協議会


 11月28日、JAあおぞらは、本所大会議室で平成15年産抑制かぼちゃ出荷協議会を開きました。
 会では飯田正治郎会長があいさつをした後、福田順成常務が「米から他の作物へ転換できるよう、頑張ってください。」とあいさつしました。その後、市場関係の方が情勢報告で、「メキシコ産などに比べると、日本産は質がよく、完熟品が多いので、厳しい中で、前向きに消費者の方が買いたくなるような品をつくってください。」と激励しました。
 その後、協議にうつり、平成15年産抑制かぼちゃ集出荷販売要領、平成15年産抑制かぼちゃ出荷規格について、事務局の方から説明がありました。


いちご目揃会


 11月28日、本所選果場で、いちご目揃会を行いました。当日は部会の方が多く参加し、説明を熱心に聞いていました。この会は品質向上をモットーに、消費者の求めている商品づくりのため、バラつきのない品物を供給することを目的として、定期的に行っています。
 12月後半のクリスマス時期に向けて、日量約1万パックを出荷しました。


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