●アントシアニン
ブルーベリーやアヤムラサキという種類のサツマイモなどに含まれる紫色の色素。
ポリフェノールの一種で、ロドプシンという色素の再合成を促して疲れ目を改善し、視力を向上させる。
活性酸素の生成を抑制し、血液をきれいにする作用もある。農水省の実験で、肝機能を向上させる事もわかっている。
●タンカンを食べて健康に
たべごろは2月〜3月
タンカンの原産地は、中国広東省でオレンジと寛皮柑橘(ポンカンなど)が自然に交配されたものです。台湾へは寛政年間(1789〜1800年)に中国から入り、鹿児島へは、明治29年 軍艦「海門」に苗木数本を託し送ったのが最初です。
奄美大島へはいろいろと説はありますが、昭和41年に古い品種が植えられ、その後、「垂水1号」が多く植えられました。
タンカンの特徴は、温州みかんと比べると糖度が高く、香りも強くジューシーです。
食べ頃は、2月〜3月です。タンカン1個(約200g)食べると大人が1日に必要なビタミンC(100mg)をまかなうことができます。
また、カロリー量は温州みかんよりも低く(37kcal)です。 |