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チーム医療をめざす循環器科

1.診療方針

 患者さんへの肌理の細かい対応を目標とし、看護師、薬剤師、栄養士とともに患者さんへの心臓病の治療、 心臓病の原因となる危険因子の改善をめざす総合的指導に努めています。

2.診療・検査内容

 外来診療は、水曜日・土曜日は午前のみ、月曜日・火曜日・木曜日・金曜日は午前・午後とも診療を行っており、診療対象の疾患は、生活習慣病(高血圧、脂質異常症)や虚血性心疾患(狭心症、陳旧性心筋梗塞)、心臓弁膜症、不整脈、心筋症、これらの心疾患に伴う慢性心不全などです。
 入院診療は、心不全の治療、頻脈性不整脈の薬物コントロールや電気的除細動、徐脈性不整脈に対するペースメーカー植え込み術や、他科と連携しながら内視鏡検査、内視鏡治療、外科手術を必要とする患者様の循環器疾患のコントロールなどを行っています。
 ペースメーカー植え込み術、電気的除細動、下大静脈フィルター留置術、心嚢穿刺などの治療、処置は水曜日の午後に行っていますが、心臓カテーテル検査、冠動脈形成術(風船治療)、カテーテルアブレーション(不整脈治療)、心臓バイパス術や弁膜症の手術の必要な場合は、鹿児島医療センター、新杏病院、鹿児島大学病院と連携して治療しています。
 またこれまでは、心臓カテーテル検査による冠動脈造影を行ってきましたが、当院では、冠動脈形成術は行っていないため、その必要性が低くなり、2009年度以降は、行わない方針となりました。しかしながら、冠動脈CT検査(64列マルチスライスCT)による冠動脈の評価が2009年6月から可能となり、冠動脈造影に比べ、より安全で、外来でできるため、より充実した循環器診療が可能となりました。

3.主な実績(2010年度)

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