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内科外科循環器科呼吸器科放射線科麻酔科眼科耳鼻咽喉科

あらゆる消化器疾患に対応する専任スタッフと最新の医療技術

1.診療方針

 肝疾患を除く消化管と胆・膵疾患の診療を担当します。
食道、胃、小腸、大腸の内視鏡検査、X線造影検査や腹部超音波、腹部CT検査により、総合的に診断を行い、適切な治療方法を提案いたします。専門の学会に積極的に参加し、最新の診断、治療方法について研究しています。
 医師スタッフは、日本消化器内視鏡学会指導医、日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定医の資格をもつ4人の他 2人常勤医師と、3人の非常勤医師です。看護スタッフは、日本消化器内視鏡学会認定の内視鏡技師6名の他14名の構成です。
 内視鏡センターは、個室化された4室の内視鏡室と診察室、説明室と独立した全処置室、回復室からなります。 当院は、日本消化器内視鏡学会の指導施設に認定されており、静かな環境で、安全に、楽な検査を目指します。

2.診療・検査内容

1)消化管
 食道、胃、小腸、大腸の腫瘍、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、FD(機能性ディスペプシア)や過敏性腸症候群、 虚血性大腸炎、大腸憩室炎など幅広い消化管の病気に対応します。食道がん、胃がん、大腸がんに対して、色素やNBIを用いた内視鏡検査、X線造影検査、超音波内視鏡検査などにより適応を判断し、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)をはじめ、 適切な治療を行います。また、難病指定されている潰瘍性大腸炎、クローン病に対する、ステロイド、免疫抑制剤、 抗TNFα阻害薬(レミケード・ヒュミラ)などの薬物療法、経腸栄養、白血球除去療法や消化管に対する止血術、消化管狭窄に対する拡張術、胃瘻造設術(PEG)なども行っています。

2)胆・膵疾患
 胆石、胆のうポリープ、胆のう腺筋症、膵腫瘍、膵炎、総胆管結石、閉塞性欧黄疸などの胆のう、膵臓、胆道(胆管)の 疾患の診療を行います。腹部超音波検査、腹部CT検査のほか、超音波内視鏡検査、膵管鏡、胆道鏡、逆行性胆管膵管造影検査 (ERCP)、生検、細胞診などの特殊検査を行っています。閉塞性黄疸に対する経鼻胆道ドレナージ術(ENBD)、 経皮胆道ドレナージ術(PTCD)、胆のうドレナージ術による減黄や総胆管結石に対するバルーンを用いた結石除去術、 胆管腫瘍に対するステント治療なども行っています。

3.主な実績(2010年度)

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