ＪＡあまみは奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島のくらしと農業と共に歩みます。

平成２１年度「鹿児島県堆肥コンクール」の表彰式が２月１９日に鹿児島市のウェルビュー鹿児島で行なわれ、最高賞の県知事賞に当ＪＡの天城事業意本部堆肥センターの「ＪＡ堆肥ニューパワー」が選ばれました。

　本年度の県本選出品点数は３５点で各地域振興局・支庁管内予選会では８９点の出展があり、選考会では、外観審査（色相、形状（手触り）臭気）、科学分析等審査（二酸化炭素発生量、堆肥中のアンモニア態窒素、硝酸態窒素含量、水分、発芽率、たい積期間切り返し回数）現地調査をふまえて指導班会で最終審査案を作成し、入賞堆肥が決定されました。

　出品堆肥の２割は完熟に至らず中熟で水分が減少したことにより発酵が弱まったものと評価されましたが、当ＪＡの「ＪＡ堆肥ニューパワー」は、堆肥の熟度は完熟と判定され無臭、副資材の形が認められず黒褐色で、科学評価は５０点満点でした。

昨年と比較すると、硝酸態窒素が高く、腐熟が十分に進んだ堆肥と評価され、審査員からは昨年と比べ本年は堆積および切り返しの評価を変えたため観察評価が低くなったが、これからも質の高い堆肥を生産維持し地域の良質堆肥の生産拠点として頑張ってくださいとの称賛を受けました。

本選：（牛ふん部門１７点、豚ぷん部門５点、鶏ふん部門４点、混合部門９点）

予選：（牛ふん部門４８点、豚ぷん部門８点、鶏ふん部門６点、混合部門２７点）