TPPの参加を阻止するため、JAグループ鹿児島のTPP対策本部は2月27日、鹿児島市の繁華街・天文館で、街頭署名活動を行った。買い物客らでにぎわう中、関心を寄せる市民らが署名に応じていた。
関係団体と連携して展開している「30万人県民署名運動」の一環として実施。生協コープ鹿児島、県漁連、県森連など14団体の職員約50人が2カ所に分かれ、署名を呼び掛けた。
TPPの仕組みや、参加による影響を分かりやすく説明したちらしを配り「関税撤廃により日本の農業や食だけでなく、地域の経済・社会にも大打撃を与える」と訴えた。
夫婦で署名した横山翔吾さん(28)、利恵さん(30)は「初めに輸入ありきではいけない。食料自給率が下がり、日本のおいしい食料が食べられなくなるは困る」とTPP反対に理解を示した。
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