取り組みについて
実施日 |
平成19年11月17日(土) |
カリキュラム |
前田利右衛門の紙芝居
芋掘り体験
白露酒造見学
スイートポテト作り
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JA鹿児島県中央会では、JAにおけるモデル的食農教育プランの開発を目指し、「JAあぐりスクール」を実施しています。
芋掘り体験
第4回のテーマは「サツマイモ博士になろう!」。頴娃町の上別府公民館に到着後、子どもたちの世話役、班長らによる紙芝居「カライモおんじょ」を見ました。サツマイモは、江戸時代、前田利右衛門により琉球から山川にもたらされ、人々を飢饉から救ったことを学びました。
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カライモおんじょのはじまりはじまり |

「さつまいもはなぜななめに刺すのですか?」
「まっすぐ植えると芋が均等に育たないからだよ。」 |
紙芝居後は、JAいぶすき管内の田之脇さんの圃場に移動。田之脇さんから説明を受けた後、JAいぶすき青年部の協力のもと、芋掘りを体験しました。
アンケートには、
「いもほりは、最後に根をとらないといけないことがわかった。」
と実際に体験したことで新たな発見がありました。
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掘り取った芋の大きさを競い合う子どもたち |
焼酎工場見学
芋掘り体験の後は、お弁当タイム。今回のテーマは、「班長さんに食べさせたいおかず」。子どもたちは、班長に食べさせたいおかずを一品小分けにして、持ち寄りました。また、そのおかずの原料がどこから来たものかを調べてきました。
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ある班のお弁当 |
お弁当の後は、白露酒造へ。米麹を発酵させたもろみに蒸したさつまいもを加え、さらに発酵させて醸造したお酒を蒸留するという、焼酎製造の工程を見学しました。
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「これがもろみに蒸したさつまいもを加えたものだよ。」 |
アンケートには、
「焼酎はお米とおイモからできることをはじめて知った。」
と新たに知識を得たことがつづられていました。
スイートポテト作り
続いて、「いぶすきなのはな館」に移動した子どもたちは、2班に分かれて、交代で、グラウンドゴルフとスイートポテト作りを体験しました。スイートポテト作りでは、蒸したサツマイモをつぶして、バター・砂糖・練乳・卵黄を混ぜ合わせ、形を整えて卵黄を塗り、オーブンで焼きました。 |

スイートポテト作りって、いろいろ大変! |
アンケートには、
「スイートポテトは焼き立てを食べたら熱かったけど、いい味がしておいしかった。」
と、イモのおいしさへの感動がつづられていました。
収穫と調理
このようにJAあぐりスクールでは、収穫だけではなく、調理にまで触れられるよう、工夫した取り組みを行っています。 |