ホームページ タイトル 本文へジャンプ
ホーム 食農教育基本方針 食農体験 直売所ネットワーク 特  集 問いあわせ サイトマップ

食農教育基本方針(抄)
完全版はこちら(PDF62kb)

 JAグループ鹿児島は、平成18年11月のJA県大会決議の中で「食と農を通じたJAの仲間づくり」を掲げ、JA食農教育の拠点づくり、地産地消運動の展開に取り組むこととしております。

 食農教育を県下JAの全体運動として展開するため、JAグループの基本的考え方および展開方向を明らかにして、取り組みの強化をはかります。


JA食農教育がめざす5つの目標

 JA食農教育の運動全体を通じて、距離が広がってしまった食と農、地域とJAを結び、食のあり方を見直すとともに、消費者に信頼され、ニーズに対応した農への変革をめざします。
 さらに、役職員、組合員、地域住民等の幅広い参加と実践を通じ、地域の活性化やJAの組織基盤の強化をはかります。
 そのため、JA食農教育の取り組みにあたっては、次の5つの目標を設定します。
1 健康の大切さを伝えます。 2 食べる喜びを伝えます。 3 農業のすばらしさを伝えます。 4 ふるさとのすばらしさを伝えます。 5 地域の食文化を伝えます。

JA食農教育の範疇となる分野および対象の考え方

 JAにおける取り組み状況をふまえ、以下の4分野を基本として、地域、学校、家庭の3つのターゲットを設定して取り組みをすすめます。
 なお、将来の食と農を担う「子どもたちおよびその家庭(子育て世代)」を重点的ターゲットとして位置づけます。
@ 農業体験学習  A 地産地消と学校給食 B 食文化の継承 C 都市と農村の交流


   ● JA食農教育の4つの分野と3つのターゲットの例


地 域
学 校
家 庭
@農業体験学習
市民農園など
学童農園
バケツ稲づくり
図画作文コンクール
総合学習支援
出前授業など
親子田植え・稲刈り教室
バケツ稲づくり
あぐりスクール
ちゃぐりんフェスタ
家の光・ちゃぐりん等の普及・活用
家庭菜園など
A地産地消と学校給食
農産物直売所の設置
地場産学校給食推進協議会の設置など
地元食材の供給
米飯学校給食の推進
生産者の給食訪問
学校栄養士との意見交換など

農産物直売所の利用
旬の地場野菜カレンダー配布
地場産学校給食の試食会およびレシピ配布など

B食文化の継承
食生活見直し運動
伝統食普及活動
食事バランスガイドの普及
日本型食生活普及
など
食事バランスガイドの学習
栄養教育
総合学習支援
親子料理教室
食事バランスガイドの普及
母親学級
朝食欠食ゼロ運動
など
C都市と農村の交流
消費者と生産者の意見交換
食農フォーラム開催など
農家ホームステイなど
グリーンツーリズム
産地見学会など

JAの力量に応じた多種多様・重層的な取り組みの展開

 食や農には地域性・多様性があり、JA食農教育の展開にあたっては、JAのこれまで培ってきた経験や実施体制等を勘案し、JAの力量に応じて地域に根ざした主体的な取り組みを基本にしながら、役職員、組合員、地域住民等の幅広い参加による運動を展開していくことをめざします。
 とりわけ、行政、学校、地域の関係団体・組織との連携・協力により「食と農の仲間づくり=仲間づくり」をすすめていくものとします。

  ● 食農教育ネットワークの概念図




JA食農教育の推進体制と取り組み

 JA食農教育の推進については、JAにおいて、JAの食農教育プランの策定・実践を通じて地域を巻き込んだ取り組みとなるようすすめるものとします。
 また、県段階(中央会・各連合会)は、JA食農教育プランの策定・実践を支援するとともに、県段階の食農教育の取り組みを通じて、JA食農教育プランの実現をはかります。
1 JAの取り組み(役割)
@ JA食農教育総括部署等の明確化 A JA食農教育推進会議の設置・運営 B JA食農教育プランの策定・実践 C JA食農教育の情報発信

2 県段階の取り組み(役割)
@ JA県食農教育推進会議の設置・運営 A JA食農教育基本方針の策定 B JA食農教育研究会の開催 C JA食農教育プランの策定・実践支援 D ホームページ「食農プラザ」の開設と情報発信 E 県版食事バランスガイド策定への参画と普及推進 F JAあぐりスクール(モデル事業)の開催  

  Copyright(c)JA-Kagoshima All right reserved