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8月10日(金)〜11日(土) JAあぐりスクール開校/お弁当を持って、カヌーに行こう!
取り組みについて

実施日・天気 平成19年8月10日(金)晴れ
平成19年8月11日(土)晴れ時々にわか雨
カリキュラム 入校式
「桜島大根の畑づくり」
「お弁当をつくってみよう」
  鹿児島女子短期大学 福司山教授
買い物(於おいどん市場)
お弁当づくり(於鹿児島女子短期大学)
カヌー・スイカ割り大会(於天降川・河川公園)

 JA鹿児島県中央会では、農林水産省が行う「食育モデル民間団体実践活動事業」を活用し、JAにおけるモデル的食農教育プランの開発を目指し、JAあぐりスクールを開校しました。.

開校式

  初日となった8月10日、49名が参加してJA県会館で開校式を行い、松本秀一校長(JA県中央会専務)が、
「農業・食料について一生懸命勉強してほしい。農作業体験などを通じ、食べ物の大切さや生産者の苦労など考えてほしい。」
と、挨拶しました。子どもたちはJAあぐりスクールの間、5人1組の班に分かれて活動を行います。挨拶の後、子どもたちと活動をともにする入会5年目までの若手職員からなる班長と子どもたちが顔合わせを行いました。

桜島大根の畑づくり

 初日のテーマは「桜島大根の畑づくり」。JAグリーン鹿児島の上山営農指導員より桜島大根の大きさや形、生育等について指導を受けたあと、フェリーで圃場のある桜島に渡りました。圃場では、圃場の持ち主でもある向高純斌(むこうだかすみたけ)さんの指導のもと、マルチ掛けを体験しました。

桜島大根畑にマルチを掛ける子どもたち
 アンケートによれば、
「普通の大根とは違うので、できたらいっぱい食べたい。」
と成長への期待に胸を躍らせる子どもや、
「大変なマルチ掛けを農家の人は少人数でするので、すごいなと思った。」
と農家の苦労に思いを馳せる子どもが多く見られました。
 畑づくり後の昼食はJAグリーン鹿児島女性部から、地場産の冬瓜・じゃがいも・ねぎ等の野菜をふんだんに使った豚汁やおにぎりが振舞われました。嫌いな具材がある料理にも、挑戦する子どもも、見られました。


お弁当をもってカヌーにいこう

  2日目のテーマは「お弁当をもってカヌーにいこう」。お弁当づくりにあたっては、鹿児島女子短期大学生活科学科の全面的な協力を得ており、まず福司山エツ子教授から食事バランスガイドを用いた栄養指導が行われました。その後、子どもたちが班ごとに話し合って、メニューを決めました。そして、おいどん市場にて決められた金額のなかで買い物を行い、鹿児島女子短期大学にて調理を行いました。

福司山教授による栄養指導

お弁当の食材選び〜「どれにしようかな?」

お弁当づくり
 アンケートによれば、
「家の人がご飯を作るのにこんなに苦労しているんだなあ。」
と家族に感謝する気持ちや、
「とっても楽しくて、家でも作りたいです。」
と自主性が芽生えていることがうかがわれました。
 お弁当を食べた後は、カヌー体験とスイカ割り大会。風が強く、時折にわか雨が降るなか、子どもたちはまっすぐ漕ぎ進むことが難しそうでしたが、楽しそうに歓声を上げながら、全員がゴールまで漕ぎ着きました。


カヌーに苦戦中

見事命中!!

地域のなかで、世代をこえて

 このようにJAあぐりスクールでは、世代をこえた地域の連携のもとに、全5回、桜島大根の畑作りから収穫・料理や稲刈り、さつまいもの収穫・料理等に取り組むこととなっています。
お弁当、うまくできたよ!



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