九州地区農協青年組織連絡協議会は9日、世界貿易機関(WTO)農業交渉日本提案実現、食の安心安全の確立などを訴え、統一アピール行動を行った。消費者へのアンケートや農産物・農産加工品をプレゼント、デモ行進し、10日からメキシコ・カンクンで開かれるWTO閣僚会議を前に、理解を求めた。
鹿児島では、JA青年部員約30人にJA県中央会・各連合会職員約80人も加わって、鹿児島市の天文館公園からJR西鹿児島駅前広場までの繁華街約2キロをデモ行進し、「日本の食料と農業を守ろう」などのプラカードやのぼりを持ってシュプレヒコールで市民らに訴えた。
また、西鹿児島駅前広場と高見馬場交差点で、ちらしや農産物(県産米とミカンの1000セット)を配布した。 |
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