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日本農業新聞
平成15年7月26日 戻る
 洋花「ソリダゴ」栽培面積が増加 
 15年ほど前、洋花の「ソリダゴ」を導入した鹿児島県では順調に面積も増え、今や日本一の産地を誇る。用途も広くて需要があり、値段も安定しており、面積も年々増加傾向だ。
 
ソリダゴは、セイタカアワダチソウと宿根アスターを交配したもので、ヨーロッパで開発。鹿児島では沖永良部島を皮切りに拡大した。今では与論島、徳之島、県本土のJAさつま日置管内を中心に栽培されている。

 2001年産の全国のソリダゴ生産状況は、面積が95f、出荷量5412万9000本、約16億8000万円だが、うち鹿児島は約400戸で61f、2748万4000本、約13億3000万円を占める。

 鹿児島で拡大した要因は気象条件が良く、夏場も出せて年3作が可能。それに、用途が花束、アレンジメント、葬儀、結婚式と幅広く、需要が安定していることから、値段も一本約40円で安定しているからだ。
 
 ただ、課題もあり、「台風被害があれば切り戻しをするために集中出荷になったり、物日(盆、正月、彼岸)需要に量を出せる体系が今ひとつ」(井上保夫JA県経済連果樹花き課次長)という。         
        

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