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日本農業新聞
平成15年4月11日 戻る
 鹿児島地区・合併推進協が発足、「早期」めざし5JA

鹿児島地区JA合併推進協議会発会式が10日、鹿児島市のホテルであった。同地区(鹿児島市・吉田町・桜島町)のグリーン鹿児島、かごしま、鹿児島中央、東部、谷山の全5JAの合併に向けた協議会の発足で、同協議会を中心に組合員の合意形成を図り、早期の合併を推進していく。合併が実現すれば、同県内では最大級、九州地区でも信用、共済関係ではトップクラスのJAとなる。

発会式には、5JAやJA県中央会・各連合会、県、関係市町などの86人が出席。川井田幸一中央会会長が「五JAの役員の皆さんの時流を見据えた大英断のたまものと敬意を表したい。素晴らしい合併JAが早期に誕生されることを心から祈願してやまない」とあいさつした。

協議では、協議会規約の承認の後、会長に有村實一グリーン鹿児島組合長、副会長に塚原春男谷山組合長、監事に松田昭男東部組合長を選んだほか、JA合併の推進について県、市町、議会、農業委員会、農業改良普及センターなど関係機関の理解と協力を得るための地区JA合併懇話会の設置も決めた。

また、川井田会長や3市町長代理を立会人に5JA組合長が「規約を順守し、全員が協力してJA合併の実現に向けて積極的に協議する」旨の協定書を締結し、握手で決意を込めた。

今後、同協議会では、合併に関する推進計画の樹立や推進活動の実施、合併経営計画の策定など基本事項から協議していく。

合併すると、組合員58,869人(正15,659人、准43,210人)、貯金高約2,099億円、貸出金約1,105億円、共済保有高約9,718億円、出資金約43億円(いずれも2001年度末現在)は県内1位となる。

鹿児島では、今年に入って3月20日に沖永良部地区、今月2日に熊毛地区でJA合併推進協議会を発足させており、今後も県内の未合併地区のJA合併を推進していく。そのため、今月1日には中央会に8人体制の合併推進事務局も設置した。

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