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睡眠不足

 ライフスタイルが多様化したため、夜型の生活や不規則な生活をする人が多くなっています。統計によると、現代人の睡眠の傾向として、「睡眠時間は減少しつつある」といえます。また、睡眠について、問題を抱える人が増加していることも現代人の睡眠傾向の1つにあげられます

 わたしたちの体にはさまざまなリズムがあります。その1つが「日中に活動して夜間は眠る」という1日周期のリズムです。このリズムをつかさどっているのが脳の視床下部にある「体内時計」です体内時計は、太陽の光などによって調整されており、就寝や起床の時刻にかかわらず、1日24時間強のリズムをつくりだしています。例えば、徹夜をしていても、夜になれば体温が下がり、朝になると体温が上がるのも、体内時計の働きによるものです。この、体内時計のリズムに合わせて、夜、睡眠をとる習慣をつければ、心地よい目覚めと快適な1日が獲得できます。健康的な1日の睡眠時間は、個人差が大きく、適切な睡眠時間は人それぞれで、一概に「何時間」とはいえません。しかし、規則的な睡眠時間をとることは、健康を考えるうえで大切なことです。なお、一般的に年をとると、睡眠時間が短くなったり、浅くなりがちですが、あまり心配することはありません。昼間、なるべく活動的に過ごすなど、1日のリズムを整えるようにしましょう。
 上手な睡眠のとり方は、

  1. 上手に仮眠を活用する・・・夜熟睡できない場合は積極的に仮眠をして見ましょう。
  2. メリハリのある生活をする・・・「日中に適度な運動をし、適度な疲労感を得る」
    「規則的に食事をとり、生活リズムを整える」ことなども、夜ぐっすり眠るためには大事なことです。
  3. 光によって体内時計を調整する。
  4. 心身をリラックスさせて快眠・・・精神的なストレスを解消、就寝前の照明の工夫、寝室や寝具の工夫、ぬるめの風呂に入る、無理に寝ようとしない。  

まだ、暑い日が続くと思いますが、心地よい寝つきと睡眠不足解消のために、さまざまな工夫をしてみましょう。

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