ご苦労さま、JA職員研修施設ー。JA鹿児島県教育センター(姶良町)が9月末で閉鎖されることになり、最後となる基礎教育コース第9期生の修了式が25日、同センターであった。
37年間にわたりJA研修生を受け入れてJAの人材づくりに貢献してきただけに、これまで関係したJA役職員たちには感慨も深い。
同センターは、1969年に県農協教育センターとして発足以来、県内JAやJA県連職員の長期宿泊型研修施設の拠点として今日まで貢献し、修了生は延べ約4000人に上る。
今後は、「JA主体の小回りの効く職員教育の推進のため、JA県中央会も積極的にJAに出向いて、職員研修の支援を積極的に行う体制にする」(東牧辰哉同センター所長)ことから、閉鎖となった。
最後の修了式では、生見詮治中央会副会長や砂田久巳ロッチデール会会長(JAあいら組合長)、来賓の各JA幹部代表が、有終の美を飾る33人の研修生を祝福し、将来への期待を込めた。 |
|