JA鹿児島県厚生連


  市民公開講座の開催



  鹿児島厚生連病院では、日本消化器病学会九州支部から当病院の窪薗修名誉院長が委嘱を受け、11月16日(日)第58回市民公開講座を開催し(会場:サンエールかごしま)、鹿児島県在住の一般市民の方々400名以上が参加しました。

 一般講演では、当病院から前之原茂穂院長が座長となり、消化器内視鏡科部長の徳重浩一医師が「内視鏡による消化器がんの治療」と題し、消化器がんの現況や最新の治療法等について話しました。
 また、「肝臓病から身を守る」をテーマに行われたパネルディスカッションでは、4人のパネリストが専門医の立場から肝臓病に関する最新の検査法や治療方法等について話され、事前に寄せられた質問にもわかりやすくユーモアを交えながら回答されました。 パネリストとして参加した肝臓内科部長の馬場芳郎医師と消化器外科部長の濱之上雅博医師は、当病院での最新の診療状況も話し、多くの参加者が関心をよせていました。
 
 最後に、窪薗修名誉院長は、「この講座の総括は予防に勝る治療法はないということ、最低年1回の健診を受診することが非常に大事です。」という言葉で締めくくられ、盛会のうちに講座は終了しました。




               ※日本消化器病学会は、社会還元事業に力を入れている学会で、医療の高度化に伴う医学
                 の進歩とその恩恵を社会一般の方々へ還元するためのひとつとして、「市民公開講座」
                 を開催しています。