◇入職11年目「ママさんナース」 鳳凰高等学校専攻科卒業1年間、育児休暇を頂き、今年から復帰となり、初めは不安がすごく強いでした。他スタッフと同様、仕事をこなせるか、育児と両立できるものなのかと・・・。復帰して、約2ヶ月経ちますが、スタッフの協力と上司の理解があり、なんとか続けられています。1年間の目標を設定する上でも、「1年間は、育児に専念して子供の事を第一に考えてあげてね」というあたたかい言葉をかけてもらい、今後も自分なりに精一杯育児と仕事を両立できるよう、努めていきたいです。 ◇入職3年目「中堅ナース」 鹿児島医療技術専門学校 保健看護学科卒業日勤リーダーや夜勤をする中で、3年目に入って今までよりも看護の責任の重さを実感する毎日です。しかし、7対1看護体制により日勤のメンバーが増えたこと、ほんの少しですが業務の中で新人の頃よりは余裕ができ、今までよりも患者様とのコミュニケーションの場がもてるようになり、患者様との関わりに楽しさを感じます。同時に自分の知識不足や無力さも日々痛感しますが・・・。また、3年目に入りプリセプターとなり、自分には出来るのだろうかと心配ではありますが、プリセプティーと一緒に成長できたら良いなと思っています。病棟の魅力はなんといっても師長さんを始めとする笑いの絶えない楽しい雰囲気です。優しい先輩・かわいい後輩と恵まれた環境で仕事ができることが何よりだと思っています。 ◇入職9年目「大学院にて研究中」 加世田女子高等学校専攻科卒業看護師になって早、15年になろうとしています。昨年1年間は、大学院に通うため、休職させてもらっていました。理解ある夫にも恵まれ、現在は鹿児島大学の大学院2年生で、精神看護を専攻しながら仕事に励んでいます。同級生の死や、患者さんが精神的に落ち込む姿を見て、看護に疑問を持ち始めました。そして、大学院でじっくり考える機会をつくることで、看護の本質を見つめることができました。厚生連病院が、患者さんにとって、納得・安心して治療に臨めることができる場であり、そして不安な思いを少しでも言葉にできるような環境でありたいと思っています。 ◇入職10年目「睡眠学会認定検査技師」 鳳凰高等学校専攻科卒業私は、睡眠センターの看護師として働いています。睡眠センターは「睡眠の病気」や「睡眠時無呼吸症候群」などの睡眠呼吸障害の患者さんを主に対象とする部署です。睡眠は人間にとって欠かすことのできないものですが、今まで看護師として働く中で、あまり重要視してこなかったように思います。この部署に入ってから、改めて睡眠の重要性を感じる毎日です。仕事は睡眠センターを受診される患者さんの全てを担当します。外来・入院時の看護師としての業務だけでなく、睡眠の検査で重要な睡眠ポリグラフ検査も担当します。脳波や呼吸状態などを解析し検査結果を出すのですが、医師の診断の重要な材料となるため、責任重大です。何もわからず一から始めましたが、学会に加入して「睡眠学会認定検査技師」の資格も取得しました。看護師としての枠にとらわれることなく、病院・看護部がバックアップしてくれており、様々な部署と連携して活動しています。 |