平成15年5月末現在
1.提案の内容
系統JAグループでは、段ボールの品質向上と、価格引下げを目指して、新原紙の開発に取り組んでいたが、
その実用化に目処が立ち、本県青果物段ボールについて新原紙の普及拡大をはかっている。
2.青果物用新原紙
(1)AKライナーの特徴
@従来より水に強い青果物専用の原紙です。
※ただあくまでも段ボールですので、保管・作業の際、水分には十分に気を付けてください。
A軽くても、今までと強さは変わりません。
B青果物専用に開発したJAグループ専用の原紙です。
(2)AS中芯の特徴
@青果物の特性を踏まえ、水分による劣化を抑制し、均整値を確保かつ紙の使用量を抑制した
JAグループ専用の原紙です。
3.開発の経過
(1)AKライナー
本県では、平成14年度、ピーマン・キュウリ(東串良)、キャベツ・にんじん(JAいぶすき)、バレイショ(徳之島、天城町)
等で導入試験を行い、概ね実用化に目処がたち、普及拡大をはかっている。
(2)AS中芯
平成18年10月より一斉導入をはかっている。
4.コスト削減効果 約3%(当初)
5.低コスト率 平成18年度末現在 78.8%