ぼくは、しろごはんがだいすきです。とくに、ほかほかのがすきです。
こどもかいで、しんにゅうせいのしょうかいがあって、
「すきなたべものはなんですか。」
と、きかれました。みんなのことばをききながら、ぼくは、ちょっと、ドキドキしたけれど、
「しろごはんです。」
と、こたえたら、すこしわらわれました。おかしかったかなあ。
ようちえんのころ、おべんとうの、すこしつめたくなったしろごはんが、とてもおいしくて、たのしみでした。ほんとうは、そのままのほうがすきなのだけど、ともだちにあわせて、ふりかけをかけるときもありました。ごましおのおにぎりもすきだし、のりをまいたおにぎりもすきです。えんそくのとき、おかあさんが、のりで、えをかいてくれたのもうれしかったです。
ぼくは、はるに一ねんせいになりました。おねえちゃんとあるいて、とうこうします。つうがくろのまわりには、たんぼがたくさんあります。だからまいにち、たんぼをみながら、がっこうにいけるのです。
にゅうがくしたころは、れんげそうのはなや、くさでいっぱいでした。それから、れんげそうと、つちがいっしょに、たがやされていました。
六がつのころには、たんぼにみずが、いれられました。はれた日は、あおいそらとしろいくもが、うつっていました。とてもきれいで、ふしぎなかんじがしました。おおきなかがみみたいです。そして小さくてほそいなえがうえられ、いまは、大きくなって、みどりのじゅうたんみたいです。
これからたんぼは、どんなけしきになるのかな。ぼくのだいすきな、しろごはんが、いっぱいできますように。 |